相続対策のポイント4選、これさえ行えば、遺された遺族たちによる相続手続きがものすごく楽になる

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相続対策を行う際のポイント4選

資産の現状把握

財産の現状把握について、こちらはなぜ必要か。
親の相続が発生して、何から始めれば良いかわからない状況のなかで、さらに、遺産も把握していないとなると相続手続きを全て終わらすのに膨大な時間を要してしまいます。
相続税の申告、不動産の名義変更、金融機関の解約、準確定申告、年金の手続き、ライフラインの解約および名義変更、クレジットカードや携帯電話の解約、デジタル資産など数多くの手続きが必要になります。期限も設けられている手続きもあります。また、デジタル資産については、IDパスワードがないと手続きができないものもあります。知らなければそれ以上の手続きはできません。そうならないためにも、終活を行い現状把握をして、不動産、金融資産、その他の詳細を取りまとめておくだけで、手続きの煩雑さは大分軽減されます。身内がなくなり、大変辛いでしょうが、悲しみに浸っている時間もそう長くはありません。頑張りましょう。

現状把握をおこなための表をご覧ください。

>>>路線価の調べ方

分割対策

争族を避け、二次相続も考慮して財産の分け方を決める。
まずは、推定相続人を把握していきましょう。養子縁組を組んでいる場合はその方も相続人です。養子縁組を組んだ状態で「養子」が先に亡くなっていれば、その養子の子も相続人となります。(※養子縁組を組んだタイミングにもよります。)亡くなった後に養子縁組を解消するには家庭裁判所の手続きが必要です。両親に離婚歴があれば前妻、または前夫との間の子供も相続人になりますので、確認が必要になります。相続人同士で揉めないことが一番です。分割方法によって「争族」になります。分け方は時間をかけましょう。無理にかける必要はございません。家族間での話し合いが大切です。一次相続、二次相続のトータルした税額のシミュレーションもおすすめします。分け方によってはトータルの相続税額が大きく変わります。ぜひ一度試算してみてはいかがでしょうか。


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納税資金の確保

資産の現状把握はできたはいいが、相続税が払えなくては意味がありません。
「うちは大丈夫!」なんて言っていると、実は相続税がかかってくるなんてこともあります。
また、相続税法の改正により、より多くの世帯が相続税を納めなければならないということにもなり兼ねません。
油断は禁物です。家族で協力し合い、しっかりと対策をしていきましょう。

対策としては下記の「資産の転換」に記載いたします。

資産の転換(節税対策)

金融資産の場合、1億円の現金があれば1億円に対しての相続税が課せられます。
しかし、不動産の場合ですと1億円で購入した不動産は、1億円の不動産として評価されなくなります。みなさんご存知でしたか? そのため、相続税額を圧縮することができるようになります。その活用方法とは、、、「収益不動産を活用して節税および納税資金の確保」です。
現金を不動産に変えると約30%以上の節税効果が得られます。また、収益物件を購入する際に、法人を設立して、家族に所得を分配するという方法を活用すれば、納税資金の確保にもつながります。

このような対策やその他の対策もいくつかあります。ご家族の構成や状況によって変わりますので、まずは一度ご相談ください。一緒に考えましょう。

まとめ

相続対策は何もこれだけではありません。相続人間同士の関係性や相続人に子供がいるかいないか家族によって理由も対策も様々です。正解はありません。家族間でしっかりと話し合いをすることが、どれほど大切か、、、私はたくさんの現場を見てきました。包み隠さず伝えることも大切ですが、時には我慢もする。いろいろあります。
遺された家族のことを考え、できることはしっかりと対策をしていきましょう。
愛する家族のために!!!



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